母が認知症になって約10年
81歳になろうかというときに「ちょっとおかしい」と感じたので本当はもっと前からかも・・
昨年末新しい認知症の治療薬レカネマブが開発され米国で認可されたと発表された。なんでも初期の認知症の人に効いて、その進行を遅らせることができるらしい
母の認知症の進行を何とかできないか当時は自分もいろいろ調べたりしていました
その時よく見ていた鹿児島の医師の方のブログを久しぶりに見ました。するとやはり新しい治療薬についても書かれていました
要約として述べられていたのは以下のこと
・早期アルツハイマー病に対する新しい抗認知症薬
・アメリカでの1年間の費用は26500ドル(日本円で約380万円)
・2週間に1回の経静脈投与
・18ヶ月間でアルツハイマー病の進行を27%抑制した
・レカネマブで症状が改善した人はいなかった
・3人に1人は有害事象が発生し、26%は脳浮腫か微小出血を起こした
・治験で3人の死亡が報告されている
・レカネマブを18ヶ月使用すると、プラセボと比較して25.7%脳が萎縮した
結局従来の薬と何も変わっていない気がします。先は長い